1日にカロリー消費量は、個々の人に割り当てられた一定の量があり、1日運動を頑張ったからといってカロリー消費量が増えるわけではない。
そうなると、消費カロリーと摂取カロリーのバランスを改めて考え直す必要があるのですが、運動「だけ」で痩せるのはとても難しい。同じような経験をしたことのある人もいるかと思います。
人のエネルギー収支は、脳の底面にある「視床下部」という場所が厳密に管理しています。
視床下部が正常に働いている限りは、カロリー摂取と消費のバランスを取るために、運動などでエネルギーの消費が顕著になると、空腹感を増大させて食行動を促し、摂取カロリーを増やします。
そうすることで、視床下部が消費と摂取の均衡をとっている状態を作り、「運動を頑張ってカロリー消費しているのに痩せない!」という状況を作り出しています。
脳が果たす最も大きな役割は、身体の安心、安全な状況を維持して、生命の危機を回避することなので、運動と食事について、そのような管理がなされていることもなんら不思議ではありませんね!
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