【奈良のパーソナルジム】乳酸の蓄積とトレーニング経験について！

乳酸の蓄積とトレーニング経験解糖系の代謝産物として生成された乳酸は、コーリ回路の作用によってグルコースに変換されます。

しかし、高強度の運動が長く続くと乳酸の生成スピードが処理能力を上回り、結果乳酸は蓄積します。

乳酸の蓄積には、・運動強度と継続時間・動員される筋線維タイプ・運動開始時のグリコーゲン量といった要素が影響します。

要するに、血中乳酸濃度が顕著に高くなる（2モルor4モル）ような高強度運動を長く持続し、速筋線維が動員されると乳酸は蓄積しやすいということです。

そして、このような乳酸が生成されやすいトレーニングの経験量が多い人ほど、乳酸の代謝能力は高いと言われています。

例えると、先のカタールワールドカップのスペイン戦にて、60本という驚異的なスプリント（時速20km以上のランニング）本数を記録した前田大然選手は、この乳酸代謝能力が非常に高いと言えるかもしれませんね！